境界線上のホライゾン3巻は上、中、下の3冊構成となっています。上が757ページ、中が863ページ、下が913ページになります。トータルで2533ページなり。
あらすじ
英国でのアルマダ海戦での戦闘で破損した武蔵を修理するために、仏蘭西領の浮上島にあるIZUMOへと向かう。そこで、修理を無事に終える予定だった武蔵だったが、おもいもよらぬ出来事が起きる?無事に武蔵は修理することができるのか?
ぶちゃけ、上で読み始め内容から下までのストーリーを予測するのは不可能です。
感想
今回通して読んで思ったことは、「もう少し手心というか…」もう、常に話が転がり続けるもんで、ハラハラが止まりませんでした。壁を超えたと思ったらすぐにもっと高い壁があるもんで、心休まるときがありませんでした。もっとこう、アニメで言いうところの、水着回的なものをください!と完結した作品に行ってもあれですね。
3巻で印象的だったところが2点ありました。まずは今回の目玉と言ってもいい「ネイト覚醒!」ですかね。今回、ネイトママン(金髪巨乳人妻人狼女王)が登場したこともあって、かなりネイトの活躍の場が多くありました。ママンにボコボコにされたりと最初はかなりギクシャクしていましたが、葵・トーリ(以下全裸)のおかげでいい感じにコミュニケーションをとれるようになっていました。そしていろいろ経たおかげで、ネイトは自分の体の使い方に気づいてスピードアップしました。(もとから頑丈さと怪力はトップクラスなので)最後の戦闘シーンの描写はなかなか激しいものでした。(是非アニメ化してほしい)これからの、ネイトの活躍が期待ですね。
次に印象だったのが、今回から明確に人が死ぬようになったなと思いました。割と今まで直接、死を描写していなかった気がします。もしかしたら、モブたちが死亡なりはしていたのかもしれませんが、それがどうこう書かれることはありませんでした。ただ、今回は名前を持つ人物たちが仲間を救うため、自分の理念のため殉じるシーンがありました。自分は最初アニメの印象しかなく、歴史再現の名のもとに行う戦争なので殺してはならないなどと言う制約や取り決めがあるのだと思っていました。ただ、3巻を読んでそれは否定されました。この作品での戦争では人が死ぬことを理解しました。こうなってくると、いつか武蔵のメンバーからも殉ずる人が出てくるのではないかと思ってしまい、ちょっと読むのが怖くなってしまいますね。まぁ先が気になるので、読みますが。
あとがき
今回から3冊構成でしたが、やっぱ話が面白いとサクッと読めてしまいますね。今回のストーリの展開がすごくて、もう終盤なんじゃないかと思ってしまいましたが、今読んでいるのが7冊目で全29冊出ていることから、まだ全くの序盤です。3分の1にも達してません。もはや先が読めん!!
トータルページ数:5970
<前回>