テレビアニメ「異世界かるてっと」の劇場版がやっていたので、見てきました。テレビアニメは終始ギャグ寄りの話でとても楽しめましたが、劇場版はどうなっているのでしょうか?
isekai-quartet.com「異世界かるてっと」は異世界転生アニメを寄せ集めたアニメです。つまり各主人公達は2回異世界転生したことになりますね。そしてこの劇場版はアニメの世界からのさらに異世界転生なので、主人公たちは3回目ですね。
で見た感想ですが、個人的にはもっと終始ギャグ寄りの話でよかったんじゃないかなーと思います。なんか劇場版というものは最後は「ウルっと来る必要がある」みたいな感じで、最後に泣かせようとしている感じがビンビンでそんな無理やり感動で泣かせたいぐらいなら、笑い泣きさせてほしかったなと思います。ここ一番気になったところかな…。
あとこの作品の性質上致し方無いとは思うのですが、登場人物多すぎ問題です。多すぎて話が場面ごとでちょっと散らばりすぎなようにも思います。テレビアニメであれば、各話である程度キャラを限定して、作品ごとに均等に出番を振れば限定したキャラ内で話を展開できていたと思いますが、劇場版ではそれができません。なので、すべてのキャラが一気に登場して、すべてのキャラがしゃべります。まぁこれに関してはどうしようもない気はします。とは言え特定の作品のみが多くしゃべるとか、出番が多いとかはなかったように思うので、そのあたりはとても気を使われていた気がします。
長々書きましたが、面白かったのかと聞かれると面白かったです。ただめちゃくちゃ面白かったまではいかないです。テレビアニメの異世界かるてっとが面白かった人は面白く見れると思います。