徒然なるままに

日々の書き連ね。簡単に言うと公開日記

本好きの下克上 第5部 完!

私が今年の6月にすべて読み切った本好きの最終巻が発売されました。楽しみだったような、終わりが早かったようななんとも言えない気持ちですが、それでも完結したということは、良いことなのでしょう。

事前にkindleで予約していたので、発売日の0時には読むことが出来ました。そこから徹夜で読み切るぞ!なんて意気込んでいたら、3時ぐらいで寝落ちしてしまったので、あきらめて寝て起きて15時ぐらいに読み切ることが出来ました。

感想

今回読んで一番思ったこと、

フェルディナンドお前、いきなり素直になりすぎだ!

もう、あまあまじゃないですか。今までの我慢の反動ですか。とは言え、これが読者として私の期待した結果でもありましたが、それでも予想以上の甘さ具合でした。それでもいつものフェルディナンドとマインのコンビは変わらずだったので、ギャグ的要素の中に甘さがあるというとても面白い状態でした。

今回の最終巻を読んでいて一番印象的だったのが、マインの別れでした。マインが別領地のアウブになったことで、エーレンフェストから離れることになりました。その時、今までお世話になったもしくはお世話してくれた人達との別れがありました。それは、マインがアウブになったことで地位的に金輪際会うことが出来なくなったり、もしくは年齢的にもう会うことが出来ないだろうという今生の別れもありました。この別れの部分を読んでいると、なんだか今まで読んできたマインの物語の終わりを突き付けられた感じがあって、寂しさと悲しさでなんだか泣けてきてしまいました。はぁ続きでないかな…フェルディナンドとマインの建国記という名で前代未聞ラブコメ小説でも出てくれないかな…

本好きが終わってしまった影響でちょっとロスがあるので、この穴はコミック版を購入して埋めようと思います。コミック版は1部、2部、3部、4部が並行してコミック化しているので、小説を全巻完読んでから読むことをオススメします。